つらい「 肩こり・首こり 」の解消法
札幌で整体院と整体スクールを運営しております、院長の中田です。
よくあるお悩みで、「こり」の改善・解消を「肩こり・首こり」中心にご紹介いたします。
よく言う、肩こりや首こりなどの「こり」は、マッサージや整体院・整骨院のお客さまで、よくあるお悩みで最も多いと言っても過言ではないでしょうか。
これは、現代病でもありますので、年齢や性別に関係なく起こる症状です。
ただ、年齢を重ねると、ひどくなったり、辛く感じます。
「こり」は、そんな分かりづらい症状だからこそ、問題ですが、理解すれば解消しやすいのも特徴です。
また、起こる原因も様々で、中には間接的な事で肩や首が凝ってしまうので余計に厄介です。
この記事では、プロが教える、肩こりなどを例に「こり」に対する、メカニズムや改善・解消方法をご紹介いたします。
肩こり・首こりが発生する原因
肩こりで、一般的に多いのは「筋肉疲労」です。
これは、すべてのこり(腕、首、指、足など)と共通です。
< コリの発生原因と悪化する原因 >
- ① 日常生活(仕事など)
- ② 筋肉が疲労を蓄積する。筋肉が疲労を起こすと、「緊張(収縮)」します
- ③ 肩の筋肉が緊張すると、周りにある血管を圧迫します
- ④ 相互で、余計にひどくなり、「こり」となります
- ⑤ 腕や目、首、背中まで影響します
- ⑥ 頭痛、疲労感、痛みや不眠、歯の痛みなど、別の症状としてあらわれます
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⑦ 繰り返し
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![肩こりの女性のイラスト](https://seitai-2.site/wp-content/uploads/2022/09/katakori.jpg)
その結果、血の巡りが悪くなり、肩こりとなってしまうわけです。
これが「こり」全般の基本的なメカニズムとなっています。
☆「こり」は、日々の生活の中で起こるものです。
まずは、こりが「起こる原因」に注目すれば、こりが発生する事が防げますし、「凝っている」と感じても、悪化を防ぐ(連鎖を断ち切る)事ができます。
まずは、見直してみましょう。
「 こり 」の“ 原因 ”を改善 ~ 肩こり・首こりの主な理由 ~
肩こりを中心に、こりの原因を一緒に確認してみましょう。
先ほど、「疲れ」「疲労」とご紹介したので、「こりの原因は筋肉の使いすぎだ」と思われるかもしれませんが、「こり」に関しては、「同じ体勢」を維持することで起きます。
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・日常的な行動で発生します。
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・病気や怪我をした場合、そこをかばって、筋肉疲労が発生する事があります。
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・特別な行動によって、ひどくコリが発生する事があります。
よくある「肩こりや首こり」は、ほとんどの場合は、「日常的な行動」で発生します。
ひとことで言えば、「悪い姿勢で体を維持すれば」こりは簡単に発生するのです。
(日常的な行動の他は、整体やマッサージ、ひどい場合は病院などに診せる事をお勧めします)
日常的な「 こり 」の原因と行動
なぜ、そもそも「こり」が発生する様な行動をとるのか?
それは、私たち現代人の日々の生活の中にあります。
セルフチェックを用意しましたので、ご自身で簡単な診断をしてみてください。
< 診断チェックリスト >
3つ以上当てはまる人は要注意です。
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① PCを1日に長時間(2時間以上)、同じ姿勢で見る
(連続でPCを見ると、目や姿勢が固定されます。また、「ディスプレイを上に向ける事ができる」や「立って作業ができる」場合は問題ありません) -
② スマホを1回30分以上見る事がある
(スマホを見る際は、目が下になり、同時に頭が下がるので首に負担をかけます。この状態を維持すれば、肩こり、ストレートネックの原因になる) -
③ 日常的に荷物を持つ事が多い
(手や腕、肩で持つ事が多く、特に、左右どちらかで持つ事が多い人は、体の片方に強く負担が掛かっている) -
④ 仕事で同じ筋肉を使う事が多い
(特定の動きで作業をする場合は、特定の筋肉がこわばります。それと同時に体の動きも同じパターンになりますので、姿勢も必然的に傾いたり固定される事が多くなる傾向があります。) -
⑤ 1日30分以上の運動をしていない
(特定の筋肉を鍛えるためではなく、全身の筋肉を動かしているか、ほどよく筋力を使っているか、また、継続して運動しているかが重要です。) -
⑥ どちらかと言えば、「冷え性」だったり、「寒さに弱い」方だ
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⑦ 目の疲れが気になる
(眼精疲労は、首こり、肩こりにも直結します。) -
⑧ ストレスが多い仕事だ
(筋肉が緊張するので、肩や顔など、各筋肉に自然と力が入っています。これが続くと肩こりや頭痛、顎の筋肉のこりなどに影響します) -
⑨ 睡眠時間が長かったのに、朝起きると体がダルい時がある
(疲れが取れにくいのは、「睡眠時の姿勢」もこりの原因になります。枕の高さが合わなくてもこりますので、疲労が溜まっている場合もあります。逆に、体が硬くなっているため、寝る姿勢が限定されて疲労回復を妨げる場合もあります。)
肩こりの解消法&改善方法
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① スキマ時間を利用して、筋肉を伸ばす!
肩や首、腕を意識した簡単なストレッチをするという方法です。
簡単なストレッチや座ったままのストレッチがありますので、休憩や、次の作業までの合間の時間を活用して、「筋肉を伸ばす・動かす」を意識した動きをしてください。 -
② 日常生活に軽い運動を取り入れる!
通勤を利用して、「ひと駅歩く」などの、軽めのジョギングや散歩、サイクリング。家では、寝る前のストレッチや簡単なヨガなどを取り入れましょう。 -
③ 簡単!「筋肉がこわばらない」習慣を身につける
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・風呂には浸かり、ゆっくりとする時間を増やしましょう
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・ストレスを感じたら、発散する
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・テレビを見ながらマッサージをする
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・猫背や姿勢の改善をする
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・枕や椅子の高さを見直す
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肩こり・首こりの原因が分かったら、反対のことを意識すれば防ぎやすいですね。
かける時間や負荷の問題ではなく、「日常的に行う」ことが重要です。
こりがひどい場合は? ~ 整体の施術について ~
ひどい場合や、もう筋肉が硬くなってしまって1人でストレッチをしても効果が見えない時は、整体院・マッサージに行くことをオススメします。
ひどくなったこりはそもそも痛いので、可動域自体が狭くなっています。
変にひねったり、筋肉を無理に押しても逆効果になります。
こりの解消は、毎日の疲れが蓄積する一方です。
当院の「肩こり・首こり」の施術と特徴
当院では、もちろん整体の観点からアプローチをしているので、改善・解消のための施術をしております。
主に、手技(手を使ったマッサージのようなもの)が中心ですので、痛い施術はしておりません。
日々の疲れや肩こり・首こりを気持ちよく解消できるのは、整体のメリットだと思います。
また、肩周りや首のマッサージだけではなく、関連する腕や背中、腰へのアプローチもしております。
まとめ
単なる「こり」から慢性的な疲れを感じる原因にもなり、日常的に疲れが取れなくなるので、ただの肩こり・首こりだと思っている人は要注意です。
腰痛や腕の痺れはすぐに体感でわかりますが、特に「こり」は、実際に凝っていても「気づく・気づかない」もあるぐらい、人によって個人差があります。
他の症状と同じですが、肩こりや首こりも放置しておくと当然、悪化しますので、原因や生活を見直してみましょう。